
気軽に釣りがしたい

釣りに行きたいけど、場所が遠い・・

魚種問わず、簡単に色々釣りたい!
こんな悩みを抱えている方、いらっしゃいませんか?
自身も車を持っていない頃は、釣り竿を片手に、片道を1時間半かけて自転車を漕いだものです笑

当時は大きな魚を求めて、時間をかけてでも海へ出向いていました
しかし、わざわざ遠出しなくても身近な場所で、強い引きを楽しむ方法はあります!
それは汽水域でのボトムワインド!
汽水域のような河口であれば、身近に沢山あると思います。
ですが、河口で釣りをするとき

こんな浅い場所なんかにはいないだろう
と思うかもしれませんが、シーバスやクロダイは河口のような浅い場所でも当たり前に泳ぎます。
今回は、汽水域に潜むシーバスやクロダイなどを釣るために
- ボトムワインドでの釣り方
- ボトムワインドの特徴
を解説していきます。
手短に強烈な引きを味わいたい!これから釣りを始めたい!という方はぜひ試してみて下さい。
近所の河川などでも通用する釣り方です。
手堅く釣る事ができるノウハウを習得したい人だけお読みください!
ボトムワインドの魅力は釣れる魚種の多さ
まず、ボトムワインドの最大の魅力は、何が釣れるか分からないというところにあります。
河川と海の両方で釣りができるボトムワインドですが、それぞれの場所で釣れる魚種が変わるところがまた面白いです。
サイズも、小さい魚から大物まで釣れてしまいます。
ここでは、よく釣れる魚を中心に紹介していきましょう。
- シーバス(セイゴ・スズキ)
- クロダイ(チヌ・キビレ)
- フラットフィッシュ(ヒラメ・マゴチ)
- その他

非常に多彩な魚種が釣れます!
シーバス(セイゴ・スズキ)
汽水域で釣れる代表格。
シーバスといえば「バイブレーション」や「ミノー」を使ったルアーゲームが定番です。
しかし、ボトムワインドでもよくアタります。

セイゴサイズですが、ボトムワインドで釣りあげました。70cm以上の大物が掛かることもあります。
クロダイ(チヌ・キビレ)
クロダイも汽水域で釣れる代表的な魚。
クロダイは、夜のズル引きで狙うのが定番です。
しかし日中では、ズル引くよりもボトムワインドが効果的。
引きが強烈なので、病みつきになってしまいます笑
4月~5月は40cmクラスの大物が連発することも珍しくありません。

40cmくらいのキビレ。キビレとしては大きなサイズですが、アタリ自体は小さいのです。

ジグラバーで釣ったキビレ。
ワインド専用のワームではありませんが、ジグラバーでもボトムのリフト&フォールで釣れます。
ボトムワインドと同じ釣り方で釣れるので、チヌやキビレを専門に釣る時はラバージグもおすすめです♪
フラットフィッシュ(ヒラメ・マゴチ)
高級魚のヒラメやマゴチもボトムワインドで狙えます。
意外かもしれませんが、ヒラメも割と汽水域まで入ってくるのです。
ただ、上流まではあまり上がってこない印象があります。
なので、フラットフィッシュはマゴチが中心になるでしょう。

河口で釣れたソゲ(ヒラメの幼魚)。ワインド専用のジグヘッドにカニワームをセットしています。

50cmくらいのマゴチ。5月頃から河口に入りだして釣れ始めます。大きなサイズばかり釣れるので、かなり楽しめると思います。
その他

定番のカサゴ。漁港などでは頻繁に顔を見せてくれます

チャリコ(マダイの幼魚)。クロダイが釣れるくらいなので、マダイがヒットするのも不思議ではありません。

ボトムワインドで釣れたアオハタの幼魚。ハタ類もよく釣れるターゲットです。
上記で紹介した魚は一部です。挙げればキリがありません笑
サイズや魚種を選ばず、狙う魚を絞らないという人にとっては、とても相性の良い釣り方でしょう。
ボトムワインドで使うジグヘッドとワーム
ボトムワインドはボトム付近をワームで左右に大きく動かして魚をアピールする釣り方です。
左右にしっかりとダートする様は、小魚やエビなどの餌が慌てて逃げるような動きに見えます。
そんな派手なアピール力を演じる為には、ボトムワインド専用のジグヘッドを使う事が重要です。

ワインド専用のジグヘッド
ジグヘッドの先端が尖っているものは、よくダートしてくれます。
ジグヘッドの頭は色々な形のものがありますが、丸っぽい物よりも三角形になっている物を選びましょう。
ワームについては、基本的にやや短めの「ピンテール」がおすすめです。
ただ巻きを得意とするシャッドテール型は尻尾を小刻みに振ってくれます。
ですが、水の抵抗を受けてしまうので、ダートアクションにはあまり向かないでしょう。
キビキビとした動きを演出させるワームとしては不向きなんです。

ボトムワインドはメリハリをつけたダートができるピンテールが無難です
ちなみに、自身はチニングでボトムワインドを使うときは、クロー系など甲殻類に似たワームも使います。
チヌやキビレは甲殻類を好んで捕食するので、カニワームなども効果的です。
普通のワームを使って反応が無いときに、目先を変えるという意味でクロー系を使うと思わぬ釣果が期待できるでしょう。
ボトムワインドの釣り方
- 投げて、ボトムを取ります
- 軽く2〜3回シャクります
- テンションフォール(リールのベールを返さずにフォール)させます
- 底にルアーが着底したら、再び2〜3回シャクります
1〜4の繰り返しです。

3のタイミングでアタリが出るので気を抜か無いように!
ポイントはルアーが着底したら、すぐに立ち上げること!
素早く立ち上げないと、追尾してきた魚に見切られてしまうからです。

根がかりのリスクも高まります
また、しゃくり方ですが、一定のテンポでは見切られる場合もあります。
スピードに強弱をつけたり、しゃくり幅を微妙に調整してあげるのも良いでしょう。

ただ、ショアジギングのような激しいジャークはいりません
具体的なやり方が解説されています。
再生すると、「釣り方の一連の流れ」からスタートします!
ボトムワインドに適した場所
河口付近で釣りをするのが一番おすすめ!
冒頭でも説明しましたが、わざわざ海へ出向かなくても釣りを楽しめるからです。
しかも、河口は水深が浅め。
軽いワームを使うボトムワインドにとっては、深い場所よりも水深が浅い方が釣りが簡単になります。
さらに言うと、河口付近の方がシーバスやクロダイなど大物がヒットする確率は高いのです。

ボトムワインドをする上で、河口は打って付けのフィールド!
とはいえ、もちろん海でもボトムワインドをすることは可能!

海でのボトムワインドは、あらゆる魚が釣れます
漁港内であれば十分釣りを楽しめます。
重めのジグヘッドを用意しておきましょう。
漁港内で釣った大きなキビレ。
ボトムワインドのタックル・仕掛け
ボトムワインドは、それほど強いタックルは使いません。
なので、案外小さな魚が掛かっても、引きが強く感じられてとても楽しめるでしょう。
合計自重も軽く、体力に自信がない方でも安心して使うことができます。

大きな魚が釣れることも珍しくないので、タモは準備していた方が良いです♪
タックルはこちらを参考にしてください。
- ロッド:7~8フィート前後
- リール:2500番
- PEライン:0.4号〜0.6号
- リーダー:フロロ12ポンド前後
- ジグヘッド&メタルバイブ:5g~10g
手持ちにアジングロッドやメバリングロッドがあれば兼用できます。
しかし、想定するターゲットが「シーバス」や「クロダイ」だとパワー不足になり気味・・
気になるようであれば、シーバスロッドやチニングロッドに切り替えましょう。

シーバスロッドだと硬さは「L」がおすすめ!
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自身は、このチニングロッドを使用しています。
「チューブラ」という素材を使っているので、シャクった時にルアーがきびきびとアクションしてくれます。
それでいて、竿の穂先が柔らかいです。
故に、口が硬いクロダイでもしっかりとフッキングしてくれます。
また、チニングロッドとしては長めの8フィートなので、飛距離に関しても問題なし。

長いので、大河川や堤防などでも使えます♪
まとめ:身近な場所で大物の引きを楽しめる!
大きな魚を釣りたい場合、大概は遠征しなければなりません。
道具も高価な物を揃えて、入念に準備をしなければなりません。
ハッキリ言って、敷居は高いです。
しかし、このボトムワインドであれば、気軽に身近な場所で釣りを楽しむことができます。
「遠出できない方」や「手軽に大物が釣りたい方」にこそおすすめの釣りです!
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