
ダイソーに置かれている100円のメタルジグって、ちゃんと釣れるの?

こんな悩みにお答えします
結論から言うとダイソーで売られてあるメタルジグ・・めちゃくちゃ釣れます!
自身は、極力費用を抑えて釣りをしたいので、ダイソージグを愛用しているのですが、これまで色々な魚を釣ってきました。

まあ、ダイソーのメタルジグは言うまでもなく、有名だと思います。
よく釣れるという事実を認知している人も多いでしょう。
しかし、実際「どのダイソージグを使ってよいか」や「どんな特徴があるのか」お困りの方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、一番店舗で見る機会が多いと思われる「ジグロック」について
- ジグロックの特徴
- ジグロックの使い方
を解説していきます。
100円程度の価格でどれほどの効果があるのか。ジグロックにはどんな長所があるのか。知りたい人は、最後までお読みください。
今までに20種類以上の魚種を釣って来た私が、ジグロックの特徴をまとめてみました!
ジグロックの4つのメリット
ジグロックの主なメリットは以下の通りです。
- 値段が100円(税抜き)とかなり安い
- 釣れる魚種が豊富
- ジグの重さが幅広い
- 抜群の飛距離
値段が100円(税抜き)とかなり安い
メーカーで出されているメタルジグは、1個500円以上はかかる物が多いです。
しかし、ダイソーのジグロックは100円で買うことができ、出費を抑える事ができます。

100円で抑えた費用をラインやフック代に充てる事もできますよ♪
しかもメタルジグは、ボトムを攻めるルアーなので、根がかりを完全に避けることは難しいのですが・・
100円のジグなら、根がかりを恐れる事なく釣りができます。
根が荒い場所に身を潜めるカサゴやハタ類を釣るのに打ってつけのジグと言えるでしょう。

ビギナーの人にも手を出しやすい価格帯です♪
釣れる魚種が豊富
↑40gのジグロック(シルバー)でヒットしたキジハタ
↑40gのジグロック(ブルーピンク)でヒットしたアオハタ。根魚としては珍しくフロントに掛かっています。
ジグロックが安いからと言って、市販のジグより釣果が劣るという訳ではありません。

本当に良く釣れます笑
ジグロックは青物も当然釣れるのですが、割と遅い操作にも対応したメタルジグです。
故に、カサゴやハタ類、シーバスなどスローなアクションに反応しやすい魚がヒットする事は多々あります。
魚種を絞らず、様々な魚を釣りたい人にはピッタリのメタルジグだと言えるでしょう。
ジグの重さが幅広い
重さは18g、28g、40gの3種類が揃っています。
ライトショアジギングにおいては、18〜40gまで揃っていれば十分楽しむことが可能です。
状況に合わせて、3種類の重さを使い分けていきましょう。
抜群の飛距離
ジグロックは、センター重心でかなりの飛距離を誇ります。

市販のジグと比べても、抜群の飛距離です
飛距離が落ちてしまいがちな向かい風は、他のメタルジグでは厳しいものがあるでしょう。
そんな時は、ジグロックを使うと安定して遠投することができます。

遠くに青物のナブラが出現した時にも、その性能を発揮します
ジグロックの4つのデメリット
ジグロックのデメリットは以下の通りです。
- ジグの色が3色と限られている
- ジグ塗装が剥がれやすい
- 40gを超える重さがない
- 標準装備されているリアフックの質が悪い

対策方法なども紹介していきます!
ジグの色が3色と限られている
ジグロックのカラーは「グリーン」「シルバー」「ブルーピンク」の3色。
そこまで気になる事でもありませんが、食い渋る状況では色々なカラーが欲しいところです。
シルバー、ブルーピンクと自然な色はジグロックに揃っています。
なので、足りないアカキンやグロー系を市販のジグで補うと、費用を最小限に抑えることが可能です。
ジグの塗装が剥がれやすい
ジグロックは軽い衝撃でも塗装がすぐに剥がれてしまいます。

まあ、100円程度のジグなんで別に気になりませんが・・・
塗装に関しては、完全に他メーカーのジグの方が優秀です。
ちなみに自身は、サゴシ狙いの時によくジグロックを使用します。

市販の丈夫なメタルジグでも、サゴシのような歯が鋭い魚に齧られると、ダメージは深いですからね・・
なので、元々値段が安いジグロックであれば、気兼ねなく使えます。

エソやタチウオなどにも使い捨て感覚で挑めるので便利です♪
40gを超える重さがない
ジグロックの最大ウエイトは40gです。
個人的には60gが欲しいところですが、こればかりは仕方ありません。
60gを使うなら、メーカーが出しているメタルジグで補いましょう。
標準装備されているリアフックの質が悪い
ジグロックには、リアフックが最初から付いています。
しかし、刺さり具合があまり良くなく、寄せてくる途中でのバラしが多いです。
青物狙いであればリアフックは拘らなくてもかまいません。
外してしまってもOKです。
ですが、青物を含めて様々な魚種を釣りたいなら、別売りされているリアフックを付け替えましょう。
ちなみに、自身は一時期リアフックを交換するのが面倒だったので、100均で買った紙やすりで研いでいたことがありました。
紙やすりでフックを研いだ後に指で針先を触ると、皮膚に引っかかってくれます。
まあ、交換する方が確実だとは思いますが、紙やすりで研ぐことで刺さり具合が良くなることは確かです。

リアフックをそのまま使いたい人にはおすすめのやり方です
ジグロックに適切なフックの付け方
「リアフックを付け替えましょう」と言っても、どのフックを付けて良いか分からない方も多いと思います。
ここでは、自身が目安にしているフックの付け方をご紹介していきます。
リアフック
先ほども説明した通り、青物に絞って釣りをするなら基本的にリアフックは不要です。
しかし、他の魚種も狙いたいのならリアフックは付けておきましょう。
フックサイズは、元々付いていたトレブルフックと同じくらいのサイズを選ぶのが無難です。

フックサイズの大きさに悩む方も多いと思いますが、難しく考える事はありませんよ
多少であれば、フックサイズが前後しても釣果に支障をきたさないので安心してOKです。
なので、一緒に付属されていたトレブルフックは捨てずに、新たに付けるフックと比較しながら選ぶとバランスの良いセッティングができます。
(↑左が元々付いているリアフック。右が後から自分で付け替えたりフック。)
ちなみに、ジグロックは重さによって元々ついているトレブルフックの大きさに違いがあります。
例えば、18gのフックと40gのフックではフックサイズにかなり違いがあります。

比較するフックサイズには注意しましょう
フロントフック
青物を釣るには必須といえるフロントフック。
セッティングとしては、
↑フックの黄色い丸印が、ジグのボディ中心に来ると一番バランスが良い状態です。
魚がジグの真ん中から食ってきてもフッキングさせやすく、しゃくっている途中でリングとフックが絡みにくい絶妙な位置でしょう。

実際に装備してみると、こんな感じです
フックの位置が極端に短かったり、長かったりするとフッキング率が落ちたり、バラシが多くなる原因に繋がります。
また、今説明したのはフックの長さについてです。
フックサイズについては、メタルジグの縦幅にフックが少しはみ出るくらいがベスト。

フックがジグに固定される煩わしさもなく、強度としても十分だと思います
「わざわざ自分でフックを考えて購入する手間が面倒・・」だと言う気持ちは分かります。
しかし、フックセッティングを抜かりなく施しておけば、100円のジグロックでも大物を取ることはできます。
詳しいフックの付け方を解説してあります。
【キャッチ率98%】メタルジグに適切なフックを選んでバラし率を激減

塗装を強くするためのコーティング
ジグロックの最大の弱点は、「塗装が剥がれやすい」ということ。
しかし、塗装が剝がれやすいという点は、ジグロックをコーティングすることで弱点を補う事ができます。
ホームセンターなどにあるトップコートを使用します。

ジグロック全体にスプレーを吹きかければ終了!
何も施策をしないよりかは、塗装が剝がれにくくなると思います。

より詳しく解説してあります。
ジグロックの使い方
ジグロックは青物特化のジグというより、多彩な魚種に対応しているアクションを起こします。
ジグがフォールする時、ヒラヒラとフラッシングしながら落ちていくのが最大の特徴です。
ジグの落ち際で当たって来るイメージが特に強いので、ゆっくりとしたワンピッチジャークが向いています。
ワンピッチジャークをした時、その場で頭を回転させるようなアクションを演じるので遊泳力が低い魚も顔を出してくれるでしょう。

基本的に、フォール重視の釣りを意識しましょう
また、遅めのワンピッチジャークだけでは無く、ジグロックは早巻きにも対応しています。

表層を速巻きすると、サゴシやサワラなどの回遊魚も釣れてしまうのです!
基本的には遅いジャークで誘うのが向いていますが、マズメ時などにはリトリーブで使う事もできる印象があります。
ナブラや魚が跳ねているのを見かけたら、ただ巻きで使ってみるのもアリでしょう。
まとめ:ジグロックを買い込んでバンバン使い倒そう
ダイソーのジグロックは、値段が安く、色々な魚を釣る事ができます。
故に、ライトショアジギングにはピッタリのメタルジグです。
しかし、塗装が剥がれやすかったり、フックが不十分など短所もあります。
ですので、高価なメタルジグを使うには、躊躇してしまうような場面でジグロックを使いましょう。
やはり、何と言ってもジグロックは、100円で購入できるというのが一番の強み。
「根がかりの激しいエリア」や「歯の鋭い魚を相手にするとき」に値段が安いという長所を活かすことができると思います。
ダイソージグは、使い捨てるスタイルが、最も見合っているというのが私の意見です。
コメント