シーバスを釣るルアーといえば、ミノーやペンシルが有名です。
しかし、シーバスを最短で釣るならバイブレーションが最適!
自身は多くのシーバスを釣って来ましたが、バイブレーションのヒット率は尋常ではありません。
それも、特別な技術や知識があったという訳ではないです。
完全にバイブレーションの性能に助けられています。

それだけバイブレーションはスゴイという事なんです
とは言っても、

バイブレーションってどう使うの?

シーバスが釣れるバイブレーションはどれ?
と疑問に思う人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、
- バイブレーションの使い方
- バイブレーションの特徴
- よく釣れる人気のバイブレーション
この3つを解説していきます。
これまで、バイブレーションでシーバスを釣ったことがない人は、是非とも参考にしてみて下さい!
100匹を超えるシーバスを釣ってきた私が、バイブレーションで釣る基本をまとめました。
シーバスを釣る上で有効なバイブレーションの使い方
ルアーを操作すると聞くと、ロッドを振り回して巧みに操るイメージがあるかもしれません。
しかし、このバイブレーションというルアーの使い方は非常にシンプル!
次の2つの使い方ができれば、バイブレーションを使いこなしたも同然です。
- ただ巻き
- リフト&フォール
ただ巻き(リトリーブ)
ひとつは、ただ巻くだけ。
シーバスを狙う上では、最も基本となるアクションです。
ほとんどの場合は、この「ただ巻き」だけでシーバスを食わせる事ができます。

ただ巻くだけなんて、アピール力は弱いんじゃないの?
と思われるかもしれません。
ですが、バイブレーションはとてもアピール力の強いルアー。
わざわざ細かいロッドワークを入れなくても、「ブルブル」と揺れる振動が周囲のシーバスを寄せ付けてきます。
ミノーやペンシルなどを使うのに抵抗がある方には、非常に向いているルアーでしょう
シーバスの活性が高い「朝マズメ」「夕マズメ」には、特にリトリーブは有効ですので試してみて下さい。

基本はただ巻きでOK♪
リフト&フォール
二つ目が、ボトムのリフト&フォール。
基本的にシーバスを釣るなら、ただ巻きだけで十分です。
自身の体感でも、8割くらいのシーバスはリトリーブでアタってきています。
しかし、ボトムのリフト&フォールも使えるようにしておくと、幅広い状況に対応できるでしょう。

なにより、ただ巻きとは違った「リフト&フォール独特のアタリ」を取るのが面白いのです笑
リフト&フォールを使う場面としては、以下の通り。
- ただ巻きに追いかけきれず、反応が薄いとき
- シーバスの遊泳する層がボトム付近のとき
こんな状況では、リフト&フォールの方が優勢になる事があります。
また、上記の条件はシーバスの活性が低くなったときに起こりやすいです。
「潮止まり」や「水温が低い」などシーバスが低活性な時は、リフト&フォールを試してみると釣果は期待できるでしょう。
ちなみに、バイブレーションでリフト&フォールを使うと、

トレブルフックにラインが絡んで、釣りにならない!
という声が聞こえそうなので、エビにならない解決策をお伝えします。
エビになるのを防ぐ為には、次の2つを意識してみると簡単に解消されます!
- ロッドを煽るときに極力糸フケを作らない
- ロッドの穂先をあまり立てない
ラインが絡まる原因は、糸フケの量が多いときに多発します。
なので、糸フケを少なくしてやれば問題ありません。
水中のバイブレーションは軽くバランスを崩してあげる程度でOKなので、ラインを張っておくことを意識しましょう。
シーバスをバイブレーションで釣る3つのメリット
バイブレーションで釣るメリットは以下の通りです。
メリット
- アピール力が強い
- 一定の層をキープしやすい
- 抜群の飛距離を誇る

メリットを理解した上で使いましょう!
アピール力が強い
上で少し説明しましたが、アピール力は言う事なし!
トゥイッチやジャークをしなくても、ただ巻きだけで辺りのシーバスを魅了できるほどです。
ただ巻きをしていく中で、スピードの強弱をつけてあげると釣果はさらに伸びることでしょう。
一定の層をキープしやすい
バイブレーションは、一定のスピードで巻いてくると同じ層を維持しやすいというメリットがあります。
例えば、シーバスが中層を遊泳していた場合、バイブレーションなら中層を徹底して探ることができるのです。

他のルアーでは、なかなか一定のレンジをキープするのが難しく、すぐに浮いてしまいがちに・・
一定レンジを探ることができれば、時合のタイミングを無駄に終わらせることなく効率の良い釣りが可能です。
抜群の飛距離を誇る
他のルアーと比較しても、とてもよく飛びます。
特にメタルバイブは、あのメタルジグにも匹敵するほどです。
堤防やサーフなど、広大な範囲を探りたいという場面で大活躍すること間違いなし!
シーバスをバイブレーションで釣る3つのデメリット
強力なバイブレーションですが、短所もあります。
デメリット
- スレやすい
- 自重が重いのでバラシが多い
- 夜ではやや使いづらい

それぞれ解説していきましょう。
スレやすい
アピール力が強い故に、シーバスがルアーを見切りやすいという宿命が待ち受けています。

「スレる」とは、魚が何度も同じルアーを見ると警戒してしまい、反応しなくなることです
魚がバイブレーションに反応してくるのは、せいぜい2~3度まで。
体感として、3回目を超える辺りから同じ魚にアプローチを続けると、見切ってしまう印象でした。
「食わせの間」を作ったり、「巻きスピード」に緩急をつけたりなどして、なるべく1~2投で勝負をつける勢いで挑みましょう。
ただ、このスレやすいという点は、ランガンを繰り返すことで改善されます。

ですので、そこまで深刻になることはありませんよ!
自重が重いのでバラシが多い
こればかりは、ルアーの性質上仕方ないです。
とは言え、バラシを少なくするコツはあります。
とにかくテンションを緩めず、慎重にゆっくりと手前に寄せてきましょう。
焦ってしまう気持ちは分かりますが、バイブレーションで強引に寄せてくるとポロッと外れてしまいます。

シーバスはエラ洗いするので、尚更バレやすいんですよね笑
なので、シーバスを相手にする時は慎重なやり取りを心がけましょう。
夜ではやや使いづらい
バイブレーションは、どちらかと言うと速いスピードで食わせるのがセオリーです。
遅く動かすと、特有の「ブルブル感」が弱くなってしまいます。
スローに誘うのが一般的な夜釣りでは、バイブレーションの強みを最大限に引き出しにくいでしょう。

相性は、それほど良くありません
とは言え、夜のバイブレーションが釣れないという訳ではありません。
夜でも速いベイトを捕食している時は、バイブレーションも有効です。
夜間で使うには、少し難しい程度に留めておくと良いかと思います。
バイブレーションの種類
バイブレーションには、いくつか種類があります。
それぞれ、一長一短の特徴がありますので、複数用意しておきましょう。
メタルバイブ
【COREMAN】
IP-26 アイアンプレート
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自身が専ら使うのが「メタルバイブ」。
他の素材よりも飛距離が伸びやすく、向かい風でも安定してキャストできます。

自身のように広い場所で釣りをすることが多い方は、メタルバイブはおすすめですよ♪
また、金属で出来ているので、メタルジグのように光の反射でアピールも可能です。
バイブレーション特有の「ブルブル感」だけでなく、フラッシングが使えるのもメタルバイブの魅力!
反面、弱点は早い段階でスレやすい所ですが、上記で説明した通りランガンを繰り返すことで対策できます。
バイブレーションプラグ
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プラスチックでできたバイブレーションです。
メタルバイブと比べると、飛距離やアピール力はそこまででもありません。
しかし、プラグの方はメタルバイブのデメリットを補ってくれます。
シーバスがスレるのが遅かったり、自重が軽い(メタルバイブと比較して)のでバラシが少なかったりというのが強みでしょう。

活性が高い時はメタルバイブ。低い時はバイブレーションプラグを使い分けるのも良いと思います
シーバスに実績の高いバイブレーション3選
最後に簡単にシーバスに使えるバイブレーションを紹介します!
- アイアンプレート
- ジグパラブレード
- レンジバイブ

どれも実績の高いバイブレーションです!
アイアンプレート
大人気のメタルバイブ。
バイブレーションとしては珍しくシングルフックが搭載されています。
シングルフックのおかげで空気抵抗が減り、飛距離が伸びやすいです。
しかも、リフト&フォールをする際にもエビなりづらいという恩恵を受けます。
ジグパラブレード
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巻き抵抗を抑える事で巻き心地を良くし、長時間の釣りに対応したメタルバイブ。
それでいて、バイブレーション特有の「ブルブル感」も発揮する優秀なルアーです。
極小な7g前後は、マイクロベイトを偏食しているシーバスに有効です!
レンジバイブ
![]() | 価格:1,314円 |
ベテランのアングラーもが愛用する、大人気のバイブレーション。
引き抵抗が軽めで、シーバスがスレた状況でも活躍する王道ルアーです。

フックの強度もかなり強いですよ♪
まとめ:バイブレーションは日中にシーバスを釣るには最強のルアー!
シーバスを釣る上では、バイブレーションは欠かせません。
基本的に巻くだけで強いアピールを演じてくれるので、誰でも簡単に使える手軽なルアーと言えるでしょう。
しかし、そんな万能なバイブレーションにも弱点は存在します。
性能をしっかりと理解して使えば、バイブレーションは日中のシーバスを仕留めるのに「最強ルアー」と言っても過言ではありません。
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