
ハマチやブリを岸から釣りたい!
と言う方に向けて、ショアジギングでのブリの釣り方を解説します。
ブリといえば、青物を代表する知名度の高い魚。
そんなブリですが、回遊魚なので岸から釣れるチャンスは限られてしまいます。
そこで今回は、少しでもブリを釣る確率を上げる為に
- ブリの釣り方の特徴
- 場所により変わるタックル
を紹介していきます。
ショアジギングで幾度となくハマチ、ブリを釣り上げた私が感じた事を解説します。
是非とも参考にしてみてください。
ブリの釣り方1:ショアジギングで狙える季節
地域によって接岸の時期に違いがありますが、ブリを釣るのに一番最適な時期は秋です。
秋には、それなりの大きさが群れで沿岸付近を回遊してきます。
比較的、活性が高く、数釣りも楽しむことができるでしょう。

堤防からでは、40~50cm前後が釣れてしまいます

ちなみに初夏は、20~30cm前後のサイズを数釣りできます。
また、12月~1月は個体数こそ減ってしまうのですが、超大型が釣れる可能性も!

いわゆる寒ブリというヤツですね♪
冬はシビアな状況になってしまう事が多いのです。
しかし、大型のブリが釣りたいという方は、あえて冬に狙ってみるというのもアリでしょう。
ブリの釣り方2:ショアジギングで狙う場所
ブリに絞って狙う場合、
- 潮通しの良いエリア
- 水深が最低10m以上の深い場所
- ベイトが絡む場所
の3つが該当するような場所を選ぶようにしましょう。
「潮通し」「ベイトが絡む場所」はブリだけに限った事ではありません。
サゴシ(サワラ)やヒラマサでも同様に、この2つは場所を選ぶ上で重要なポイントです。
しかし、「水深のある場所」という点は、ブリを釣る上では外せない要素となります。
もちろん、他の青物でも水深がある方が、回遊する確率が高くなる事は間違いありません。
ですが、ブリは特に深いエリアを好む傾向が強いと感じます。

浅瀬まで入ってくる事が少ないので、水深が無いエリアは厳しいです・・
深いほど回遊する可能性が上がると言っても過言ではありません。
なので、ブリ狙いの際は、水深の深い場所を積極的に探してみましょう。
ちなみに、例外としてブリでも遠浅サーフなどの浅瀬に入ってくる事があります。
浅瀬に入ってきたブリは、大規模なベイトの群れをシャローに追い詰めているので、活性は極めて高いです。
つまり、浅瀬に回遊してきたブリは、いとも簡単に食わせる事が可能なのです。
このように、浅瀬にベイトが追い詰められる特殊な条件が整った時だけ、浅いエリアでもブリが狙えます。

まあ、基本的には遠浅サーフで粘るのは避けた方が無難でしょう
ブリの釣り方3:ショアジギングで攻める層
ブリは、活性が高い時は上の層を遊泳します。

朝マズメなんかは、よくブリのナブラが起きます
活性が高いと判断すれば、表層〜中層を攻めましょう。
そして、活性が落ちてくるにつれて徐々に遊泳する層も低くなっていきます。
本当に活性が低い個体は、ボトムべったり。
そんな時は、上の層までエサを追いかけきれないので、下を探るのが定石なのです。
ちなみに、ブリは群れで回遊する時、上層を泳ぐ個体ほどサイズが小さく、下層になるほどサイズが大きくなっている傾向にあります。
なので、表層で小型が釣れてるときに、あえてボトムまでジグを沈めるとサイズUPが狙える可能性が望めるでしょう。
ブリの釣り方4:ショアジギングでのアクション
ブリに限らず、青物全般はジグを左右に飛ばす派手な動きを好みます。

ブリも、ジグのスライドアクションが有効です!
ですがブリの場合、ジグのスライド幅はそれほど大きく滑走させなくても反応してくれます。
青物の中では、移動距離が短い、控えめなスライドでもOK。

ちなみにヒラマサは、とにかく大きくスライドさせる動きを好む傾向にあります
「ヒラマサも狙ってみたいな」という人はこちらもご覧ください♪

また、自身が今までブリを釣った中で感じたのが、フォールでよく当たるという事です。
特に、深場を遊泳しているブリは顕著に表れます。
潮流が緩いときや活性が落ちたブリは、ジグの落ち際で食ってくるので、フォールを意識してあげてみると良いでしょう。

フォール中心で食わす時は、軽いジグが有効です!
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ブリの釣り方5:ショアジギングタックル
堤防やサーフでは、ライトショアジギングタックルで楽しめます。
周囲に障害物が無ければ、「ワラサ」「メジロ」クラスが来ても時間はかかりますが釣る事は可能です。

ライトタックルで釣る青物は非常に面白いですよ♪
- 9~10フィートの長さ
- 使用ジグ:20g〜60g
- PEライン:1号〜2号
こちらの記事はおすすめのロッドを紹介しています。
5本の竿を使い込んだ私が語る、おすすめのライトショアジギングロッド
「ワラサ」「メジロ」くらいの大きさも取れます♪

また、ある程度大きなサイズを想定しているなら、リールにも拘りましょう。
地磯では想定されるサイズが大きいので、それなりのタックルは用意しましょう。
まとめ:5つの釣り方を押さえてブリを釣ろう!
- ブリを釣るには秋が適切!
- 「潮通しが良い場所」「ベイトが群れている場所」「水深が深い場所」で釣りをする
- 活性が高い時は表層〜中層、低い時はボトムを徹底して攻める
- スライドアクションも効くが、フォールが特に有効
- 場所によってはライトタックルで遊べる
ショアジギングでブリを釣ることはそう簡単ではありません。
しかし、上記を押さえれば確実にブリに近づけることでしょう。
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