ショアジギングをするのに必須のPEライン。
そんなPEラインですが、色々な種類や太さ(号数)があるので、何を選べば良いか悩まされるのではないでしょうか?
分からないからと言って、適当なラインや号数を選んでしまうと釣りをしていて煩わしさが出てくると思います。
本記事では
- おすすめのPEライン
- PEラインの号数の選び方
- 太いPEラインの特徴
の3つを紹介していきます。
状況や場所によって適切な太さを選ぶ事が出来れば、青物のヒット率は格段に上がります。
たかがPEラインひとつでそれほど釣果が変わるの?
なんて思う人は是非ともご覧下さい。
渋い状況でも青物をヒットに持ち込める私がPEラインについて解説します!
ちなみに、PEラインの先に結ぶ「ショックリーダー」についてはこちらをご覧ください♪
選び方で釣果が劇的に変化!ショアジギングで使うリーダーを解説!
PEラインの太さに合わせた選び方を理解できます。

ショアジギングのPEラインおすすめ3選!
- クレハ(KUREHA)シーガーPEX8
- 弾丸ブレイド
- デュエルハードコアx8

釣り具屋でも見る機会の多いPEラインだと思います♪
①クレハ(KUREHA)シーガーPEX8
![]() | 価格:1,975円 |
300mの長さでも随分と安く、8本組で強度が強いです。
大型青物も問題なく釣りあげることができました。
更にラインマーキングが付いていて飛距離の把握などがしやすいです。
個人的に一番お気に入り。
②弾丸ブレイド
![]() | メジャークラフト 弾丸ブレイド X4 200m 1号/18lb グリーン DB4-200/1GR 価格:1,254円 |
4本編が特に安いPEラインです。
安いのに全て国産純日本製とのことで、信頼はあると思います。
また、PEラインにしてはコシがあり、ライントラブルが少なめ。
ですので、PEラインの扱いに不慣れな人に向いているのではないでしょうか。
ただ、寿命が短いのとラインシステムを組んだ箇所が、毛羽立つのが気になった所でした。
③デュエル ハードコアx8
![]() | ●デュエル DUEL ハードコアX8 200M 1.0号 【メール便配送可】 【まとめ送料割】 価格:2,787円 |
なめらかで、飛距離もよく出るPEラインです。
それなりに耐久があって、値段も安め。
自身はチニングをする際に使っていますが、ショアジギングで使うのにも問題ないと思います。
ちなみに、PEラインには主に4本編と8本編があります。
簡単に説明すると、飛距離や直線強度など性能面においては8本編の方が優秀です。
しかし、値段の安さや根ズレに強い点では4本編に軍配が上がるといった感じですね。

好みで選んでも問題ないと思いますが、多少お金に余裕があるなら8本編にしていた方が無難かと。
ショアジギングで使うPEラインの号数選択
ショアジギングで使うPEラインの号数は、「使用するメタルジグの重さ」「釣り場」の2つによって左右されます。
それぞれ詳しく解説していきます。
スーパーライトショアジギングでのPEライン
15g~30gを使うスーパーライトショアジギングでは0.4号~0.8号が視野に入ります。
使うジグが小さいのもありますが、狙うサイズも40cmまでと小型なので細いPEラインを使いましょう。

軽くて扱いやすいので初心者でも楽しめます!
PEラインは細いほど飛距離が伸びやすく、太いほど強度が増します。
ですが、0.4~0.8号の間なら好みで選んでも基本的にはOK!
一応目安としては・・
- 飛距離を大幅に伸ばしたいとき → 0.4号
- 釣れている魚のサイズが大きめ → 0.8号
- 強度と飛距離の両方を取りたいとき → 0.6号
となります。

ちなみに私は中間の0.6号を選びます。
上記で説明した通り、不意に来る大物と飛距離のバランスを考慮して、中間を選ぶという理由があります。
しかし、一番の理由は・・・
なんといっても、細いラインで釣る魚は引きが強く感じられて、とても興奮するからです!
いつ糸が切れてしまうか分からない!というスリルを味わいたい人は細いラインを使って楽しむのもアリだと思います笑
マーキングがされたPEラインを使うと飛距離の把握や、どこのレンジで当たったかを知ることができます。
ライトショアジギングでのPEライン
30g~60gを使うライトショアジギングではPEライン1号~2号を使います。
使い分けは、以下の通りです。
- 飛距離を大幅に伸ばしたいとき → 1号
- 強引に魚を寄せる強度が欲しいとき → 2号
- 飛距離と強度の中間を取りたいとき → 1.2号、1.5号

ちなみに私はライトショアジギングをする場合、1.5号を主軸に釣りをしています。
確かにPEライン1号の飛距離は抜群ですし、時間をかければ中型サイズの青物でも釣ることが可能です。
しかし、PEライン1.5号でも上手に投げれば、100mに近い飛距離を出すことができます。
ヒット後に関しても1.5号の方がより強引なやり取りができるのです。
また、自身が痛感したのは1号では40gを超える重さをフルキャストするのは難しいということ。
軽く投げるくらいなら問題ないです。
しかし、思いっきり遠投を意識した投げ方は、ラインが細すぎるため困難に思えました。
その点、1.5号であれば60gのメタルジグでもフルキャストが可能で、オールマイティーに使える太さだと評価しています。

なので私はそこまで飛距離が変わらないのなら、強度が強いことや重めを投げることができる理由から、1.5号を選択しているのです。
釣り場による号数選択
釣りをする際、周辺にテトラポッドや岩礁帯など障害物の有無により太さが決定するのです。
なぜ、障害物の有無でPEラインの太さが変わってくるのかというと・・
PEラインは根ズレにとても弱く、障害物に擦れると強度が低下して糸を切られてしまいます。
なので根ズレの心配があるような場所では、太いラインを使い強引なやり取りを強いられるからなのです。
↑ゴツゴツした磯場の場合、細いラインでは敵いません。太い号数を選びましょう。
選び方は以下の通りです。
- 根ズレの心配がない堤防など → 1号以下
- 障害物が多めな堤防や、急なかけ上がりがあるサーフなど → 1.5号、2号
- ロックショア(磯場) → 3号以上
上記はあくまで目安です。
自分の使っているメタルジグの重さとバランスを調整しながら太さを決めていきましょう。
ショアジギングで太すぎるPEラインは不利
ショアジギングをしている時に、太いラインを使い続けると不利に働く場面は多いかもしれません。
太いラインを使うメリットは、なんといっても強度。
磯場などで大物がかかった時は、魚を暴れさせることなく、寄せてこなければなりません。
太いラインであれば、強引に引き寄せてもラインが切れる可能性が低く、キャッチ率も上がるでしょう。

太いPEラインは信頼感がちがいます!
ですが、太糸を使うデメリットは結構大きいです。
まず、第一に目が行くのは飛距離ですよね。
どこを回遊しているか分からない青物は、飛距離を伸ばした方が釣れる確率は上がります。
ですが、太糸を使うと細糸よりも飛距離が落ちてしまうものです。

ヒラマサやカンパチは、根に居着くと言われているのである程度狙う場所を絞り込めます。
しかし、基本的に青物を釣っていく時は沖へ遠投しましょう。
他にも潮や風の影響を受けやすく、場合によっては釣りがやりにくいというデメリットもありますが・・
私が一番気になるデメリットは、メタルジグの動きが悪くなるということです。
太いラインでメタルジグを操作すると、動きが不自然になってしまいがち。
魚がルアーの動きを繊細に見ているシビアな状況では、不自然なアクションを嫌って、口を使わないケースに直面することもあります。
決して、太いラインを使うのがダメという訳ではありませんが、デメリットが多いというのは事実です。
なので、同じ太さを使い続けるのではなく、時合に合わせて太糸と細糸を使い分けると釣果に恵まれると思います。
↑昼間の14時に釣りあげた小型青物。
PEラインを細い号数に変更することで反応がもらえることも!
まとめ:PEラインを吟味するのもショアジギングの醍醐味!
状況に応じてPEラインの号数は使い分けをすることができますが、正解はありません。
大まかな目安こそありますが、最終的には自分の好みで選んでみましょう。
ただ、魚のアタリがもらえない時に同じ号数をずっと使い続けるのは、得策ではありません。
今まで使っていたPEラインを細くしてあげる事で、魚の反応も変わってきます。
魚の活性に合わせて号数を変化させていくのも一つの戦略だと思いますので、色々と試してくださいね。
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