タチウオに相性抜群のメタルジグ3選!選び方や夜の使い方まで徹底解説

メタルジグで釣ったタチウオショアジギング

夏の終わり〜晩秋くらいを目処に釣れ続き、エサ釣りでもルアー釣りでも大人気のタチウオ。

おそらくルアーで狙うなら、「ワインド」と呼ばれる釣り方で狙う人が多いと思います。

しかし、今回はメタルジグを使ってタチウオを釣る方法を解説していきます。

ワインドで釣るイメージが強いので

タチウオはメタルジグで釣るのは難しそう

メタルジグなんかでタチウオが釣れるの?

と思われる人もいるかもしれません。

なので本記事では、

  • メタルジグを使ったタチウオの釣り方
  • タチウオが良く釣れるメタルジグ

この2つを、昼夜問わず24時間メタルジグでタチウオを狙う私が解説します。

夜だけでなく日中でも釣りたい!

ワインドには無いメタルジグの強みを武器にしたい!

という人はぜひご覧ください。

メタルジグでタチウオを狙うメリットは、たくさんありますよ♪

タチウオに相性の良いメタルジグ3選!

タチウオ向けのメタルジグを5つ厳選しました!

  • ジグロック
  • ヘキサーハーセン
  • サムライジグ
かんぱ
かんぱ

是非参考にしてみて下さい!

ジグロック

ダイソーで売られている100円のメタルジグ。

タチウオは歯の鋭い魚で、何度も噛みつかれるとボロボロになってしまいます。

しかし、100円のメタルジグであれば気兼ねなく使えると思います。

フォールもヒラヒラとゆっくり沈んでいくので、タチウオを釣るには最適のジグだと言えるでしょう。

ヘキサー ハーセン

アングラーズリパブリック パームス ヘキサー ハーセン 40g KM-312 ゴールドアピールチャート HH-40

価格:550円
(2021/8/12 23:25時点)
感想(0件)

ショアからのタチウオ、サゴシに特化された専用メタルジグ。

ただ巻きでもしっかりと泳いでくれて、多面体のボディがしっかりとフラッシングしてくれます。

ワンピッチジャークは、イレギュラーな動きではないのでタチウオにリーダーを切られるリスクを下げられます。

しかし、最大の武器は圧倒的な飛距離です。

かんぱ
かんぱ

感覚としては、普段の飛距離+10mくらい飛んでくれる感じです

サムライジグ

●ダイワ サムライジグ 40g 【メール便配送可】 【まとめ送料割】

価格:673円
(2021/8/12 23:26時点)
感想(0件)

 遅いテンポのワンピッチジャークにも対応するメタルジグ。

ジャークだけではなく、沈下速度も遅めに設定されています。

遅い動きで探っていく事が多いタチウオには、ぴったりのメタルジグでしょう。

かんぱ
かんぱ

タチウオだけではなく、青物や根魚も釣ることができ多魚種狙いの人におすすめ

メタルジグの選び方

タチウオを釣る為に気を付けたいメタルジグの選び方は以下3つです。

  • メタルジグの重さ
  • メタルジグのカラー
  • メタルジグの形状

メタルジグの重さ

メタルジグは20g~40gがあれば十分です。

  • 40g → タチウオが沖のボトムに沈んでいる時に活躍します
  • 20g・30g → 手前に寄っている時や沈下速度を遅く見せたいときなどに有利

40gは汎用性が高く、一番使う機会が多い重さです。

しかし、タチウオは潮通しの良い深い場所で釣ることが多いので、

軽い20gや30gの出番はない!

と40g以上のウエイトしか持って行かない人もいるのではないでしょうか?

 

しかし、重たい40gは沈下速度が早いので、タチウオの活性が低い時は食い損ねてしまう事が多くなってしまいます。

タチウオは「アタるけどなかなか針に掛からない」といった事は頻繁にあることです。

食い損ねてしまう状況を打開するためには、軽いウエイトのジグも必ず必要になります。

かんぱ
かんぱ

他にも軽いジグだと一定のレンジをキープしやすいというメリットもあります

時間帯によって遊泳するレンジが変わるタチウオを相手にするには、しっかりと軽いメタルジグも使いましょう。

 

ちなみに、自身は20gよりも軽いメタルジグはあまり使いません。

理由は、10gや15gくらいのメタルジグだとサイズが小さくなるので、リーダーを切られてしまう恐れがあるからです。

かんぱ
かんぱ

ジグが小さいと一口で丸吞みできてしまい、タチウオの鋭い歯がリーダーまで到達しやすいんですよね

フォールスピードをより遅く見せるという意味ではアリなのですが、リーダーを傷つけられるリスクを考えると個人的には抵抗があります。

メタルジグのカラー

タチウオは、とても色に敏感な魚。

タチウオをメタルジグで釣る場合は、非常に釣果を左右する要素となるでしょう。

タチウオを狙う時は、周囲が暗くなっている事が多いと思います。

なので、目立つ色を使う場面が多いです。

闇夜のときは、ジグのボディが発光するグローベースで釣りを組み立てていきます。

基本はオールグロー(フルグロー)を使いつつ、反応が悪ければゼブラグローを投入しましょう。

↑ボディ全体がグローなのと部分的にグローが入っているカラーがあります

 

オールグロー(フルグロー)とゼブラグロー、どちらが良いという訳でもありませんが、両方を用意していた方が無難です。

オールグローだと、メタルジグ全体が発光してしまい場合によってはタチウオに警戒心を与えてしまうこともあります。

部分的に発光させることによって、警戒心を与えることなく食わせる事ができるゼブラグローが活きる場面も存在するのです。

 

また、月夜や常夜灯が水面を照らしているときは、シルバー系やゴールド系を使います。

水面に光が落ちているので、日中と同じようにジグの反射を利用しながら誘う事が可能です。

夜間でも、「闇夜」か「月夜」によって使うメタルジグのカラーが変わります。

「夜はグローカラーじゃないと釣れない」という固定観念は捨てて、様々な色で釣りに臨みましょう。

メタルジグの形状

水中で沈んでいく速度が遅い形状を使いましょう。

かんぱ
かんぱ

フォールでヒットすることがほとんどなので、速く沈めるよりも遅い方が有利になります

フォールスピードが遅くなる形状は「左右非対称」や「スロータイプ」のメタルジグが挙げられます。

反面、スライドに特化された「ロングタイプ」や極端にサイズが小さい「ショートタイプ」はあまりタチウオには向いていません。

個人的に、タチウオをメタルジグで釣るのに重要なのは「」と「重さ」ですが、形状にも気を付けてみるとヒットする機会は増えて来るでしょう。

メタルジグでタチウオを釣る時間帯

メタルジグでタチウオを釣るのに最も最適な時間帯は「朝マズメ」と「夕マズメ」です。

タチウオは夜行性なので、周囲が真っ暗でないと釣れないというイメージを持たれている人も多いと思います。

しかし、メタルジグで狙うなら光量がギリギリある薄暗い状況が一番ヒット率が高いです。

メタルジグの最大の魅力は何と言ってもフラッシング(ジグが光にキラキラ反射する様子)。

光量がギリギリ残っている時間帯なら、フラッシングで強烈なアピールをすることができメタルジグの強みを最大限に引き出せます。

かんぱ
かんぱ

フラッシングに魅了されたタチウオは、捕食者としての本能に抗う事はできません

逆に言えば、このマズメを逃してしまうと一筋縄ではいかなくなります。

夜になるとフラッシングを活用しづらくなり、メタルジグの強みを活かすことは難しいです。

かんぱ
かんぱ

・・とは言え、工夫次第では夜間でもタチウオをメタルジグで釣る事はできます

ですが、基本的にはタチウオを手堅く釣るなら、マズメ時を狙うようにしましょう。

時間帯で変わるタチウオの層(レンジ)

タチウオは時間帯によって、層(レンジ)が変わる傾向にあります。

大抵のタチウオは、

  • 日中は沖合の深場
  • 夜は沿岸の表層~中層

と、明確にレンジと釣り人との距離感が区別されます。

一般的に餌釣りやワームで釣るには、タチウオが手前に接岸してくる夜間でしか狙うことは難しいです。

かんぱ
かんぱ

日中はタチウオが遠くを泳いでいるので、餌釣りやワームの仕掛けでは届かないからです

しかし、遠投ができて確実にボトムを取ることができるメタルジグなら、昼夜問わずにタチウオを釣る事ができる利点があります。

 

ただ、夜にメタルジグを使う場合は少々使いにくい場合もあり・・

夜ならわざわざメタルジグを使わなくても良いじゃん

と考える人もいるでしょう。

たしかに、手前にタチウオが寄っているのであれば比重が重いメタルジグよりもワインドに軍配があがります。

ですが、サイズの大きなタチウオは、たとえ夜でもボトムを泳いでいることがあります。

表層で平均サイズのタチウオが釣れている中、あえてボトムまで沈めるとサイズUPが望めるのです。

かんぱ
かんぱ

良型サイズを釣るなら、夜でもメタルジグを使う意味は大いにあるでしょう

タチウオに特化したメタルジグのアクション

タチウオは、非常に捕食が下手です。

かんぱ
かんぱ

食い損ねることも沢山あります笑

通常のショアジギングで使う、ジャカ巻きや高速巻きなんかは、到底追いかけきれないでしょう。

なので、ゆっくりなジャークがベストです。

テンポがゆっくりなワンピッチジャークは、必然的にフォールの間を入れていることになります。

フォールに反応が良く、ジグの落ち際で当たるタチウオにとっては、非常に相性抜群のアクションです。

青物狙いのしゃくり方とは少し違うので押さえておきましょう。

 

しかし、タチウオはそれでも食い損ねる事はあります。

メタルジグの重さや形状を変えても効果が無いなら、「ハーフピッチジャーク」に切り替えていきましょう。

ハーフピッチジャークは、ジグがアクションする時の移動距離が少ないので低活性の時に有効です。

ワンピッチジャークで釣れない時の打開策として使ってみると、想像以上の釣果を期待できるでしょう。

 

かんぱ
かんぱ

イメージとしては、下記の動画くらいのスピードのワンピッチジャークです

 

まとめ:メタルジグはタチウオを釣るのに打ってつけのルアー

いかがでしたでしょうか?

タチウオに使えるメタルジグと利点について解説しました。

メタルジグは明るい時間帯でしか使えないと思う人も多いでしょう。

しかし、メタルジグのカラーや重さ、操作方法がタチウオに適したものなら、日が沈んだ後でもタチウオは普通に釣れます。

メタルジグにしか無い利点を活かして、タチウオを釣ってみて下さい!

コメント