スーパーライトショアジギングとは、大体15g〜30gのメタルジグを使うショアジギングのこと。
40g〜60g前後を使うライトショアジギングを更に、ライトにした釣り方となります。

なので、想定されるサイズは、小型青物や根魚など基本小さめです
かなりライトなタックルを使うので、

そんな15gくらいのジグで青物なんて釣れるの?
と思われるかもしれません。
しかし、ジグのサイズが小さいと何かと有利に働くことも多いものです。
そこで今回は、快適にスーパーライトショアジギングを楽しむ為に
- スーパーライトショアジギングの特徴
- スーパーライトショアジギングの釣り方
- タックル選び
の3つを解説していきます。
通常のショアジギングと比べると、かなり気軽な釣りです。
是非とも参考にしてくださいね。
スーパーライトショアジギングの2つのメリット
ほぼ疲れない
スーパーライトショアジギングは、タックルの重量がとても軽いので、初心者でも疲れることはほぼありません。
ライトショアジギングも、本格的なものと比較すると確かにラク。
コツを掴めば、一日中しゃくり続ける事もできるでしょう。
しかし、それでも多少は疲れてしまうというのは事実です。
そもそも、そのコツを掴むまでに時間を要しますし、慣れるまでに投げ出してしまう人もいるでしょう。
そんな楽に釣りをしたい人にこそ、スーパーライトショアジギングが向いています。
ライトショアジギングでは釣りきれない魚に対応できる
自身の考えでは、スーパーライトショアジギングの一番大きなメリット。
例えば、小さな餌を偏食しているとき、40g前後のジグでは見切られることも多々あります。

そんな時、15gを扱えるスーパーライトショアジギングで攻めると反応を貰えることも!
また、魚が食い渋るような状況で細いPEラインを使用すると、繊細な動きを演出することができます。
すると、今まで反応が得られなかった魚に警戒心を与えず、自然に食わせることも可能なのです。
一日中ライトショアジギングをしていく中で、必ず魚の反応が鈍くなるタイミング存在します。
そんな状況でも、なんとか口を使わせることができるところはスーパーライトショアジギングの大きなメリットと言えるでしょう。

普段、ライトショアジギング中心で釣りをしている人も、活性に合わせてスーパーライトショアジギングのタックルに変えると釣りの幅は広がります♪
スーパーライトショアジギングの2つのデメリット
釣り場が限られる
メタルジグは、15gがメインとなります。最大は30g。
軽いがゆえに、「潮の速いエリア」や「水深が深すぎる場所」には向いていません。

湾内や内向きの海域が向いています
しかし、メタルジグがとても小さい理由から、潮が緩い場所でも様々な魚が顔を見せてくれます。
アジやサバ、カマス、シーバスなどの回遊魚からカサゴ、ハタ類、メバル、ベラ系など挙げればキリがありません。

何が釣れるか分からないというのも、スーパーライトショアジギングの魅力!

穏やかな場所で楽しめます♪
ヒット後のやり取りに時間が掛かることがある
冒頭で、「想定サイズは小さめ」と説明していますが、大きいのが掛からないという訳ではありません。
スーパーライトショアジギングでも50cm~60cmクラスのサゴシ(サワラ)、ハマチがヒットすることも普通にあります。
もし仮に、大きなサイズが掛かってしまったとしたら、強引に寄せてくることは困難。
タックルが弱いので魚を暴れさせ、疲れさせた後に取り込むことになります。

なので、釣り上げるのに時間がかかり、持久戦になることは必至
しかし、時間をかけながらスリリングな釣りができるのは、「スーパーライトショアジギング」ならでは!

30cmくらいのネリゴ(カンパチの幼魚)。このサイズでも相当引きが強いのです
スーパーライトショアジギングでのアクション
ライトショアジギングでは、基本的にスライドさせる操作方法で青物を誘っていきます。
しかし、スーパーライトショアジギングではメタルジグはスライドさせません。
ジグをスライドさせていくのは、ある程度の遊泳力を持ったベイトを想定しているからなのです。
つまり、15g前後のメタルジグは、シラスやイワシなど小さなベイトを想定しています。
そんな遊泳力の低い、シラスやイワシを想定したメタルジグが、派手にスライドしていたら違和感しかないですよね笑
ですので、小さなワンピッチジャークでベイトが弱っているような動きで誘ってあげる事を意識してみましょう。

活性が高い時は、早巻きも有効です!

スマガツオの幼魚。ボイルが出たところを15gで表層を早巻きするとヒットしました。
スーパーライトショアジギングタックル
- ロッド:9フィートまでのやや短めの長さ and 15g~30gを投げられるロッド
- リール:2500番前後
- PEライン:0.4号~0.8号
- リーダー:フロロ12lb~16lb
スーパーライトショアジギングロッド
正直、「シーバスロッド」や「エギングロッド」を持っていれば、わざわざ専用ロッドを買う必要はないです。

手持ちのロッドで遊べます♪
ただ、専用ロッドの方が飛距離が出やすかったり、パワーも強いので本格的に始めたい人は購入を考えても良いかもしれません。
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値段が安く、入門用のロッド!!
15g~30gまでが投げられ、ジャスト9フィートの長さは、取り回しと飛距離の両方を考慮できています。
スーパーライトショアジギングでは、この1本で十分色々な魚を釣る事ができるのでおすすめ。
リール
スピニングリールは番手が合っていれば、好きなように選んでも良いと思います。

激しい釣りではないので、そこまでのスペックは必要ないでしょう
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個人的におすすめのリール♪
巻き心地がかなり軽く、ストレスなくリーリングをすることが可能。
さらに、ドラグ性能が優秀なので、不意の大物が来たときにも取る事ができます。
焦らず、慎重にやり取りしながら、青物の引きを楽しみましょう。

デザインもカッコイイです笑
PEライン
0.4号、0.6号、0.8号が選択肢に入ります。

個人的おすすめは0.6号です!
0.6号であれば、飛距離も出ますし、ワカシ・ツバスくらいなら余裕で取れます。
また、不意にハマチやイナダの大きさが来ても時間をかければ十分に取れる太さだからです。
それでも

細いラインだと不安・・
と言う方は0.8号を使うと、強度面では全く心配ありません。
ただ、スーパーライトショアジギングは繊細に攻められるが故に、ライトショアジギングでは釣りきれない魚を反応させる事ができます。

細いラインを扱えるからこそ、スーパーライトショアジギングをする意味があると思います
なので、この釣りにおいては、細いラインを使う方が恩恵を受けることが多いです。
また、「飛距離を重視したい」「よりスリリングなやり取りを楽しみたい」方には0.4号がおすすめ!

おすすめのPEラインはこちら!

まとめ:スーパーライトショアジギングは気軽に魚を釣る事ができる!
スーパーライトショアジギングは、魚が食い渋るときや、シラスを偏食をしているときに有効に働きます。
これは、「ライトショアジギング」では釣りきれない「スーパーライトショアジギング」ならではの決定的な特長でしょう。
さらに、重たいメタルジグを投げるのに抵抗がある方や、疲れる釣りに向いていない人にも相性の良い釣りです。
非常に面白い釣りですので、是非ともスーパーライトショアジギングを楽しんでみてください♪
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