水温が上昇する夏~秋になると、プラグでチヌが釣れるようになります。
水飛沫を立てながら獰猛にルアーに襲いかかる様子は、とてもドキドキします笑

きっと虜になると思います笑
しかし、「トップのチニングは難しい」「技術がないと釣れない」というイメージを持たれている方は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、トップウォーターでのチヌ釣り方を解説していきます。
トップウォーターで確実にチヌを釣りたい!という人は、引き続きお読み下さい。
普段は甲殻類を捕食しているチヌですが、小魚を偏食しだすとズル引きだけで釣果を伸ばすのは難しいです。
トップウォーターを極めれば小魚をメインに食べる、6〜9月の釣りに対応できるようになります!
チニングで使うトップルアーの選び方&おすすめ
チニングのトップルアーは「ペンシル」か「ポッパー」を使います。
それぞれ選び方やおすすめのルアーを紹介していきます。
ペンシル
ペンシルは、夏にハク(ボラの幼魚)や秋にイワシを捕食している場面で役立つことが多いです。
特長としてはリズムよく、同じスピードやアクションで探ることができます。
なので、綺麗なドッグウォークを演じてくれるので、フッキングに持ち込みやすいでしょう。
さらに、ペンシルはアタって乗らなかったとしても、何度もチェイスしてくるという強みもあります。

ポッパーの動きは、途中で追いかけるのを諦めてしまう個体も多いです
それでは、自身がおすすめするペンシルを紹介します。
![]() | シマノ ブレニアス ブリームペンシル 75F 010 マットオレンジ [XH-T75S]【ゆうパケット】 価格:968円 |
「ブリームペンシル」!
軽く穂先を揺らすだけで、華麗なドッグウォークを演じてくれます。
プラグ系の操作が難しいと思っている方にとても向いているでしょう。

カラーも豊富にラインナップされているのも注目ですね
ポッパー
派手な水飛沫を立てながら、ゆっくりとアクションすることができるルアー。
エビなどの甲殻類を捕食している場面で効くことが多い傾向にあります。
ペンシルとは違い、移動距離が少なく、速い動きに追いかけきれないチヌに有効です。

速い動きにスレたチヌに投入してあげましょう!
また、ペンシルでは敵わない、向かい風の中でもしっかりと飛距離を出すことができるのもポッパーの強みでしょう。
ポッパーのおすすめは、「ベビーポップ」!
![]() | メガバス(Megabass) BABY POP-X(ベビーポップX) 50mm 匠セオチアユ 価格:1,754円 |
重さが5.4gで飛距離もそれなりに出るルアー。

サイズも5mmと非常に小型で扱いやすいです♪
コンパクトなので、専用ロッドだけでなく、ライトゲームロッドでも扱う事ができます。
トップでのチニングのアクションと合わせ方
トップウォーターのアクション
ただ巻きでも釣ることは可能です。
ですが、チヌの活性を一気に上げる為にアピールするには「ドッグウォーク」が有効!
ロッドを軽く「トゥイッチ」させ、ラインを張って緩めてを繰り返します。
ロッドの持ち手は、連続で「トゥイッチ」を繰り返していきますが、それに反してリールはゆっくりと巻くことがコツです。

ロッドを小刻みに動かしていくので、つい無意識にリールも速く巻いてしまうんですよね笑
ロッドとリールの速さのバランスが取れれば、綺麗な「ドッグウォーク」を演じることができるでしょう。

↑こんな感じで泳いでくれます
トップウォーターの合わせ方
トップゲームはフッキング率は悪いです。
表層で出ても、なかなか乗らないというイメージも強いと思います。
なので、表層でボイルが出た時は焦らず、アクションを続けることが大切です。

水飛沫を出してチェイスする様子を見ると、動揺してしまう気持ちは分かります笑
ですが、完全に重みが乗ってから合わせを入れてあげないと、針掛かりしません。
最初の1回目で乗らなくても、ルアーを追いかけてくる事はよくあるので、高ぶる気持ちを抑えて最後までアクションを続けましょう。
チニングトップで選ぶべき場所
チヌは回遊魚のように遊泳力は高くないので、あまり水深が深い場所は不向きです。
チヌが追いかけやすいような、水深が浅いシャローがおすすめ!
具体的には
- 河口など汽水域
- サーフ
- 干潟
などなど。

まあ、ズル引きができるようなポイントであれば、問題なくトップも可能です。
ただ、トップで釣っていく場合は、小魚を偏食しているチヌを釣っていくことになります。
なので、河川の上流よりかは、できるだけ海に近い河口側で釣りをすると釣果に恵まれるでしょう。
反面、「水が濁っている場所」や「強風が吹いている場所」はトップゲームの弱いところ。
水飛沫を立てながら水面をアピールしても、なかなかチヌに気づいてもらえません。

そんな悪条件の中でトップでチヌを釣ってやる!
などと張り合わず、風裏となるポイントや水がクリアな場所を探していきましょう。
チニングトップに最適な時期
冒頭でも説明した通り基本的に、トップゲームは年中通用するような釣りではありません。

時期が限定されてしまいます
チヌやキビレが、イワシなどのベイトフィッシュを意識し始める時期に、反応することが多くなります。
地域にもよりますが、梅雨(6月)くらいからトップで釣れ出すようになり、9月くらいまで楽しめる釣り方です。
特に夏は、活性が高いので一番釣れやすい時期。
トップで楽しみたいなら、まずは夏の時期に釣る事をおすすめします。
まとめ:チニングトップは気軽に始められる釣り!
ズル引きと同様に、気軽に始める事ができるトップチニング。
青物のトップゲームとは違い、早起きする必要も無く、体力的にもとても楽です。
また、日中にベイトフィッシュを偏食している場合は、ズル引きに反応しない事もしばしば。
そういう意味でもトップを試してみる価値は大いにあると思います。
トップができる季節にズル引きだけでは勿体ないので、是非とも試してみて下さい!
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